東芝、半導体大幅縮小

 東芝の経営立て直し策の第1弾として、半導体事業の大幅縮小し、デジタルカメラなどに使う画像センサーを生産する大分工場(大分市)をソニーに売却、大規模なリストラで事業の選択と集中を進め方針です。

 不適切会計問題で業績が悪化、と言うか、元々業績が悪かったのを粉飾して好調なように装っていただけだった東芝が、大慌てで構造改革を始めたと言うわけです。工場売却などに合わせ、国内で希望退職を含めた大規模な人員削減も検討、最大で数千人規模になる可能性もあります。

 東芝は不適切会計問題で経営トップの圧力を含めた組織的な関与があったと調査で指摘され、歴代トップ3人が引責辞任。9月末に取締役会を社外が過半数を占める体制に刷新し、経営の見直しを図っており、今回売上高の4分の1程度を占めている半導体事業縮小がその皮切りになります。半導体事業は海外勢との価格競争で収益が悪化していますから。同様に、収益が低迷している白物家電も今後リストラの対象となりそうです。

ドン・キホーテが独自の電子マネー

 総合ディスカウントストアを展開する株式会社ドン・キホーテの10日発表によると、3月18日からグループ独自の電子マネー「majica(マジカ)」を導入するそうです。

 全国のドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、長崎屋、ドイトなどのグループ店舗全265店舗で利用で、入金時に1%のポイントがつき、たまったポイントは1ポイント=1円として、グループ各店舗で利用できるとしています。また、これまでは別々にカードを発行して会員価格を適用してきた家電やブランド品などには、このmajicaに統合すると言う事です。

 ドン・キホーテと言えば、「圧縮陳列」と呼ばれる陳列方法と長時間深夜営業(または24時間営業)で知られる総合ディスカウントストアとして、すっかりお馴染みです。Tカードやコンビニのポイントカードに対抗して、顧客の囲い込み戦略でしょうか?。同社は「お客さまの利便性向上」が狙いだとしていますが、こうやってカードが増えると、逆に不便になってくる部分もあります。銀行カードやクレジットカード、そして電子マネーと、カードだらけですから。

イー・アクセスとウィルコム、来年4月に合併

 ソフトバンクの3日発表によると、同社の携帯電話子会社であるイー・アクセスと、同じく簡易型携帯電話(PHS)子会社のウィルコムが来年4月1日に合併するそうです。イー・アクセスが存続会社となり、同社のエリック・ガン社長が新会社の社長に就くとのことですが、合併後に両社のブランドを残すかどうかは決まっていません。

 両社はすでに互いの販売店で商品を販売するなど協力しており、合併を機に、販売店を統廃合するなどしてコストを減らす計画。データ通信に強みを持つイー・アクセスと、音声通信に特化しているウィルコムは、いずれも低価格を売りとしており、合併でコスト削減が進めば、両社の強みがさらに生かせるとの判断です。

 ウィルコムは1994年にDDI(現・KDDI)が中心となって企画会社が設立され、1995年に「DDIポケット」としてPHS事業を開始したのが始まり。2005年に会社名をウィルコムへ変更しましたが、2010年に東京地裁に会社更生法の適用を申請。2009年12月末での負債総額は単体ベースで2060億円であり通信業の経営再建会社としては平成電電の負債額を超える過去最悪でしたが、ソフトバンクの傘下に入って再建を果たしています。

 一方イー・アクセスは、1999年(平成11年)に、インターネット・サービス・プロバイダとADSL回線の契約を一括で提供するホールセール(卸売)を行う企業として設立されました。2012年(平成24年)10月1日に、ソフトバンクの完全子会社になり、業務提携することが発表されています。

自宅でできるSASの簡易検査サービス

 JAF(一般社団法人日本自動車連盟)とSASサポートセンター(一般財団法人 運輸・交通SAS対策支援センター)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査が自宅でできるサービスを開始しました。

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、医学的には呼吸が10秒以上停止する無呼吸の状態が一晩の睡眠中に30回以上生じるか、1時間あたり5回以上生じ、かつ自覚症状(苦しくなって起きる)を伴うものをいいます。

 症状には、「睡眠中、呼吸が止まる、大きないびきをかく」、「日中激しい眠気におそわれる」などがあり、肥満体形の方に多いといわれています(顎が小さいなど顔面の骨格による場合もあります)。

 高血圧、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こすリスクが高くなるため、早期発見、早期治療が重要と言われています。SASの潜在的な患者は国内で200万人以上といわれ、発症に疑いを持ちつつも入院して検査するのが面倒でそのまま放置している方も多いのが現状です。症状には、日中激しい眠気におそわれる場合があり、運転中に重大な交通事故を引き起こしてしまう可能性があります。

 JAFでは、SASサポートセンターの協力を得て、従来、事業所を対象として実施されていた「SASスクリーニング検査」を、JAF会員が個人で申込み、自宅で簡単に検査できるサービスの提供を可能にしたものです。